スピーカーを弄る!!

スピーカーな~

完成品で発売されているスピーカーを弄るって、、

下手したら改悪になってしまう可能性があります。

でもね!高額なスピーカーじゃー無かったら弄って良くなる部分って有るのかなぁ~?と言う事で、

ヤマハNS-BP200を弄る。

う~ん、、どこから弄ってやろうか?

今回はまずNS-BP200の持ち主の車に約20mm厚の合板を4枚持ち込み、確りしたNS-BP200の設置場所をつくり、NS-BP200をカーオーディオに接続して大きい音量で聴いてみました。聴き終わったら耳鳴りするくらいの音量です。

大きい音量での試聴って防音室があればいいのですが、ないんでね!迷惑にならないように車の中でドアを確り閉めて外に音が漏れないようにして近くに民家が無い私んとこ仕事場駐車場で夜中オヤジ二人で、、怪しすぎ!

大きい音での試聴でNS-BP200のキャビネットを触り振動具合などを確認!私の予想より確りしてるなぁ!NS-BP200の箱!ですのでまずは、

ヤマハNS-BP200のネットワーク、コンデンサ交換!

NS-BP200のネットワーク基板からコンデンサを取り外し!

その前に共振対策でネットワーク基板にはボンドが塗られてますのでヘラでボンドをはがします。

ハンダこてとハンダ吸い取り線を使って元のハンダを綺麗に吸い取りましょ!

ハンダの吸い取りはハンダ吸い取り線が私は一番使いやすいです。

他にもネットワーク基板からスピーカーケーブルも外します。

六角穴木ネジはスピーカー取り付けネジで実測で太さ約4mm、長さ約24.5mmです。

取り外したコンデンサの容量は4.7μFと3.3μFでした。

大きな変更ならネットワークをつくり直すとかですが簡単に同じ容量のコンデンサと交換にします。

PARC Audioの電解とフィルムコンデンサを用意しました。他にも、

金メッキのショートパーツ!

完成!スピーカーケーブルは私、大好きオヤイデ線16ゲージ!

ネットワーク基板のスピーカーケーブルの穴を約1mmから1.5mmにドリドリして使ってます。

まずこのネットワークをNS-BP200の片側のみ取り付け、もう片側は元のネットワークで車内試聴!

違いは、、何となくコンデンサを交換した方が音が鮮明?音がハッキリ聞こえる感じかなぁ?

もっと違いがわかる弄り方をしたい!

ヤマハNS-BP200にスパイクなインシュレーター取り付け!

何?この凶器?

スピーカーのインシュレーターではよく有るスパイクなインシュレーターです。

購入したのはスピーカー底に穴をあけて鬼目ナットで固定な商品で御座います。

私もついつい一緒に違うタイプのスパイクなインシュレーターを購入しちゃった!

最初にご紹介した鬼目ナットで固定するスパイクなインシュレーターと同じ日に注文したんですが中国発送な製品だったんで届くまで10日くらいかかりました。

開封!

こちらは8個のセットです。

ゴム板付属の親切さ!丸い両面テープは16枚付属です。

スピーカーの底に穴をあけなくても取り付け出来るスパイクなインシュレーターです。では重さ比較でも!まずは中国なインシュレーターにのみ有るスピーカー底プレートを含んだ重さです。

スピーカー底取り付けプレートも含めて
スピーカー底取り付けプレートのみ!

ここから比較になります。

貼り付けなスパイク
鬼目ナットなスパイク

全てグラムです。1g以下の数値は、、正確では無いですよ。

スパイク受けの直径は鬼目ナットなスパイクが約18mmで貼り付けなスパイクが約25mmです。

NS-BP200には鬼目ナットなスパイクを取り付けました。

元のインシュレーター取り付け穴を8mmドリドリして穴あけ!そして鬼目ナットをネジこみ!

鬼目ナットをスピーカー底板にネジこむ時にはボンドを塗って緩み対策しています。

完成!!

フランジナットを追加してダブルナットにしてみましたが、、

取り付けの強度に違いが無かったんでナット1個に変更!

そして車内試聴、、もちろん片方のスピーカーのみスパイクです。

大きい音量では違いは、、わかりません。ですので仕事場に戻り、何時もの音量で確認してみましょう!そしたらね!

スパイクなインシュレーターの方が音が前に出る感じに聴こえる!意外に違いがわかるかも!

ウーファー、ツィーターそれぞれのスピーカーユニットからの音がわかりやすくなった!な感じでしょうか。なんでだろ~インシュレーターで?不思議だ?面白い!もっと変化を!

ヤマハNS-BP200のキャビネットを弄る!

まずは木を追加しましょうかね!

前に百均で買った木材が仕事場に落ちてたんで、ちょいどいい長さに切って使いますよ!

必要以上に木工用ボンドを使ってます。

木とキャビネットはボンドの他、木ネジ2本で固定しています。木ネジには木ネジの頭が隠れるくらいボンドを塗ってます。

木を追加した場所は底と片側側面板部分です。NS-BP200の側面の板補強は片側だけだったんで補強されてない方に木を追加してみました。

反対側にもボンドに塗ってます。この辺は気持ち的な?

次に!

左右のスピーカーの箱で何が違うか?わかります?

片側の方にはスピーカーユニット取り付けネジ穴にM4鬼目ナットをネジこんでます。

これはスピーカーユニットを強く固定したい為では無く、吸音材の調整で何回もスピーカーユニットを外しますので何回も取り外しすると穴が大きくなる木ネジでは無く、金属ネジ山で固定できるネジを使いたい為の加工です。

ちなみに完成時はウーファーのみですが鬼目ナットで固定、それに追加で裏からもナットで固定します。ハッキリした音が欲しかったらスピーカーユニットのより確りした固定が大事!

吸音材を入れてみましょう!使った材料のご紹介から!

前にお友達の車にカーオーディオを取り付けた時にあまった車用デッドニングな材料で御座います。

吸音材はシンサレートで御座います。鉄板に効果があーる制振材は10枚入りの製品で7枚入ってた!ついでに使ってみました。

鉄板用の制振材ですが、まずは車内、大音量試聴で違いが有った底部分に貼っています。

吸音材をスピーカーの裏側パネルに貼ると音の勢いが弱くなる感じになるんですよね~不思議だ?

吸音材はいろいろ貼り方を変更しながら試聴しての繰り返しです。

1枚の吸音材をくるっと巻いた感じで側面、上下に貼っています。

この貼り方での音が私達好みでした。

後の板には制振材を貼っています。この制振材の貼り方はドライヤーで制振材を温めながらヘラでグイグイ押して貼ります。ハゲるなぁ~違った!はがれるなぁ~と念じながらが大事?

スピーカーユニットのマグネット部分にも制振材を貼っています。

スピーカーユニットのフレームがプラスチックじゃー無く強度が必要以上なら厚めの金属ワッシャー何枚か入れて制振材を貼ったりもします。

マグネットのシルバーな部分を叩いても音が響かないようにする為の制振材で御座います。叩いた時に音がカンカンからトントンになればいいなぁ!

まとめ

今回のパーツの価格からまとめてみましょう。

●ネットワークパーツ

品名 価格
PARC Audio DCP-FC001-330(フィルムコンデンサー3.3μF) 495円×2(コイズミ無線)
PARC Audio DCP-C001-047(両極性電解コンデンサー4.7μF) 318円×2(コイズミ無線)
audio-technica TL18-M4R(リング型端子) 432円(4個入り)
audio-technica TL205M(ファントン端子Mサイズ) 648円(8個入り)
エーモン 平型端子(ファントン端子Sサイズ) 274円(4個入り)
GeeSo高性能スピーカーターミナル金メッキ 1,395円(赤×4,黒×4個入り)
オヤイデ3398-16WT(スピーカー内ケーブル) 518円(1m)×2(オヤイデ)
合計 5,411円

コイズミ無線、オヤイデ他はamazonでの価格です。(2018 1/29確認)

スピーカーターミナルは赤と黒を合わせて4個を使ってますが8個セットの価格です。(赤と黒、合わせて4個あまります。)

なぜPARC Audioのフイルムコンデンサと電解コンデンサを使ったか?は一番に価格が安い!二番に癖が無いコンデンサだから!

前に違うスピーカーのネットワーク、コンデンサ交換でPARC Audioのフイルムコンデンサと電解コンデンサの組み合わせで交換した事があります。

音がよりハッキリ聴こえるいい音だったんで、おすすめしてみました。(私の好みでは日本メーカーのスピーカーにはPARC Audioのコンデンサが合う事が多いです。)

ちなみに音で私が今まで使って好みの良い変化が有った、私的いい電線順位でオヤイデ線は上位なんですよね~だから意味無くてもついついPC電源のケーブルでも使っちゃうんですよね~

でも簡単に交換出来るアンプとスピーカーの配線なんかでは安くていい電線が無いか色々試したいんでオヤイデ線は使いませんけどね。交換するのがメンドイとこにはオヤイデ線を私は使ってます。

私が使った事が有るオヤイデ線は機器内部配線材の3398シリーズのみです。TUNAMIシリーズなどは使った事が無いので何もわかりません。
audio-technica オーディオテクニカ TL18-M4R ケーブルターミネータ(R型圧着タイプ)(赤/黒各2個入)(18ゲージまでネジ径4mm)

金メッキなショートパーツは在庫が有ったんでついでで使っただけなんですけどね~

●キャビネットパーツ

品名 価格
金属製スパイク(小) 1,980円(3個セット)×2
エーモン 音楽計画 フロア用吸音材約500mm×1000mm 1,418円
エーモン 音楽計画 ポイント制振材 約50×100mm 10枚入 560円
M4×10鬼目ナット 418円(5個入り)×4
コニシ木工用ボンド速乾180g 234円
木材 108円(百均?)
 合計  7,952円

こちらは木材以外はamazonでの価格です。(2018 1/29確認)

吸音材は半分くらいあまりました。

全ての合計は13,363円!?計算すると意外にお金がかかってるなぁ~実際にはネットワークパーツで新しく購入したのはコンデンサのみ、箱パーツではスパイクのみなんで6千円くらいですかね。

他にスピーカーユニットを固定する黒ステンレスM4×25のネジを18本、ウーファー固定のみM4ナットを12個購入しています。

箱の補強、吸音材追加は今回のスピーカー弄りの目的がメリハリのあるタイトな音でしたので箱の強度、スピーカーユニットの確りした固定は大事と思い作業しています。

試しにスピーカーユニットとネットワークを箱から外し、箱無しの状態で音を出してみると凄く頼りない弱い音になりました。箱って大事ですよ!

スピーカーユニットのみでも、それなりに聴けるカーオーディオのスピーカーでもドア取り付けでドアデッドニングをすると凄く音が変わりますよ!ドア取り付けの純正スピーカーでもドアデッドニングは私的には、おすすめです。

オイラ、エーモンさんのチェックCDだけ欲しい~また余計な話に!

スピーカーユニットの取り付けネジの変更は大音量でも小音量でも違いがわかります。低音がちょい出過ぎな感じで中音は力強くなっちゃった!私的にはバスレフな穴にスポンジでも入れて、もう少し低音は抑えたい、でも持ち主が気に入ってるんで、、

そしてスピーカーユニット取り付けネジにステンレスネジを使っているのでマグネットで固定なグリルを取り付け出来なくなってしまった!元のグリル好みでは無いらしく気にならないらしいよ。私も同意で御座います!

左右2本のスピーカーを完成させ試聴してみると、、

私が自宅で使ってるスピーカー、ZENSOR1より好みの音になっちゃった!なんと言えばいいのか?よく言ってしまえば元のNS-BP200の音の傾向はそのままで細かく音が出る、悪く言えば味の無い音な感じです。全ての音域でクリアな音にはなってますよ。

弄ったNS-BP200を聴きなれた後にZENSOR1の音を聴くと音に艶があり過ぎるZENSOR1!と感じてしまい音の艶が邪魔になーる!でもZENSOR1の音を聴きなれると音の艶がたまらない!

どうしたらいいんだオイラ?NS-BP200の持ち主は想像以上の弄った後のはっきりしたメリハリのある音に満足らしいです。

今回のスピーカー弄りを否定してしまいますが、何も弄らなくても1万円以下で購入出来るスピーカーではNS-BP200はいいスピーカーです。

NS-BP200を既にお使いでもう少し音をよくされたい方にはまずは、

【LCYOUTH】 【8組セット】金属 製 金メッキ インシュレーター スパイク 受け インシュレーター セット 音質 スピーカー オーディオ 向上改善 付属のブチルゴムシート
LCYOUTH

インシュレーターの交換がおすすめです。インシュレーターの交換だけじゃー物足りない方には、

ステンレス/SSブラック キャップボルト (全ねじ) M4×25 (10本)
ネジのトミモリ
ステンレス/SSブラック 六角ナット [1種] M4 (10個)
ネジのトミモリ

と木材、ボンドを使った箱補強でいいと思いますよ。正直、私がおすすめ出来るスピーカー弄りはここまでです。スピーカーネットワークのコンデンサ交換は、、

ネットワーク特性を変更する為にネットワークを自作されるなら、お使いになるコンデンサでの違いも大きいとは思います。自作ネットワークって私的になかなか思い通りにならず難しい!

実はNS-BP200をエロエロ調整が出来るカーオーディオのヘッドユニット、カロのP01にマルチな接続をして、調整出来る範囲でいろいろカットオフ周波数、スローブとか試してみたんですが、、

元のネットワーク特性らへんが一番好みだったのは、、ここだけの話?

今回のような同じ容量のコンデンサ交換での違いはアンプとスピーカーの接続ケーブルを変更した時の違いより小さいと私は思います。そして危険なのはネットワーク特性を変更しない同じ容量のコンデンサ交換でもコンデンサ沼にハマってしまうかも?な事!

合計2,000円くらいのコンデンサ交換、1回で満足出来ればいいですよ。でも音に慣れてしまい満足したはずのコンデンサ交換を違うメーカーのコンデンサを使って、また試してみたくなるんです。実は私は今、ZENSOR1のコンデンサを交換したくてムズムズ、シコシコ?しています。

NS-BP200を弄る前はZENSOR1のコンデンサ交換なんて全く考えて無かったのに~電線?電線?ヤバい~ZENSOR1で使われてるコンデンサは容量がチョイデカくて高いのに~

コンデンサって気になーるコンデンサが有っても、そのコンデンサを試聴する事って難しいじゃーないですか、自分で購入して試すのみですよ!そして沼に~

ですので実はZENSOR1で使いたいコンデンサを既に注文済みです。

オイラ、実際に沼にハマるの好きじゃーないけど趣味沼は実は好き!

そしてハメて?違う!ハマってみたいカワユイ女の子に?

NS-BP200の持ち主も現在、コンデンサでは無いですがオーディオで浅い沼にハマってます。

まだオーディオ関係のネタは続くので御座います。

大変長くなってしまいました。最後までご覧頂き、ありがとうございます。

さそがれ暇人:
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